ドアハープは琴の一種で、部屋に入ると心地よい音色を奏でるように作られています。ドアハープを開閉するドアに取り付けると、弦が振り子の打棒に接触し、心地よい挨拶の音を奏でます。元々は悪霊を追い払うための迷信でしたが、今ではドアハープはドアを通るすべての人にとって歓迎、幸運、健康、繁栄を意味するようになりました。
ドアハープは一般的にスカンジナビア文化(主にスウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマーク)と関連付けられていますが、似たような形ではるか昔から存在していたと考えられます。ドアハープは、良い気を取り込み、悪い気を外に出すためにドアや窓にベルやチャイムを吊るすという中国の風水の伝統に影響を受けているとされています。古琴や阮といった中国の琴も、ドアハープの発展に影響を与えた可能性があります。スカンジナビアのデザインでは、ベルの代わりに弦やビーズが使用され、チャイムの明るい音色はどんな空間にも明るい雰囲気をもたらします。
ドアハープの構造は至ってシンプルで、平らで中空の堅木でできた響箱に、通常は和音に調弦された金属弦が張られています。和音の選択はある程度自由で、金属のペグを回すことで弦を張ったり緩めたりできます。ほとんどのドアハープは3本以上の弦を持ち、伝統的には絹糸で編まれていますが、現代のドアハープでは針金で編まれているのが一般的です。揺らされると、木製のボールが外側に揺れ、弦に接触することで美しく調和のとれた音色を生み出します。
ドアハープはほぼどこにでも置くことができ、どんな空間にも美しく調和しますが、動く表面に置くと、揺れを感じた時に心地よい音楽の響きが生まれます。玄関の内側に置けば、人が入ってくるたびに楽しい音色が響き渡ります。室内に吊るせば、温度や湿度の変化による木材の反りや弦の音程の狂いを防ぐという利点もあります。遊び心があり、明るい雰囲気のドアハープは、どんなリビングスペースにも楽しく調和し、素敵な贈り物にもなります。
オンラインストア( クリックしてご覧ください)では、オレゴン州ウィラメットバレーに拠点を置くムーンマウンテンのトッド・プライムズバーグ氏による厳選されたドアハープを多数取り揃えています。これらの美しいドアハープ( サンプル動画はこちら)は、山と月のモチーフを象嵌したデザインに、木目のあるチェリー材やウォルナット材、そしてよりエキゾチックな木材を使用しています。